ただの肩や首のコリだから大丈夫。マッサージしてもらえば治るだろう・・・
勉強や仕事などで肩や首がコリことは誰でもありますよね。ほとんどの人が単純に肩や首の筋肉が強張っているだけなのでちょっとマッサージをすれば治ってしまうのですが、首の骨に異常があって深刻な問題に発展する場合もあるのです。

毎日長時間に及ぶパソコン作業やゲームやＳＮＳなどでスマートフォンを長時間見ているような姿勢は下を向いた姿勢が長くなります。このような姿勢が長期間になると首の骨である頚椎は正常であれば曲がっているはずなのに、下を向いた姿勢のために首が真っすぐに伸びてしまうストレートネックと呼ばれる状態に変位している人が増えてしまいました。このストレートネックは肩や首のコリだけでなく強い頭痛や頭がボーっとして集中できないなど、仕事や勉強に悪影響を及ぼします。このストレートネックを放置していると大変厄介なことになってしまいます。
首は全ての神経が通っている場所なのでとてもデリケートに扱う必要があり、日ごろのケアは欠かせない重要な器官です。

加齢などが原因する頚椎症は椎間板が飛び出して骨と骨がぶつかりすり減ってしまうヘルニアのようになることもあり首の骨にかかる負担が大きくなるほど深刻な状態になってしまいます。首を動かしたときに腕がしびれたり指の感覚が鈍感になることもあります。首の骨は頭と胴体を脊髄神経や血管で繋いでいる重要な器官ですが構造上太く大きな筋肉で守ることができないので衝撃や長時間の歪んだ姿勢に弱く、首のダメージは日常生活に大きな支障をもたらすことに成り兼ねないので守ってあげなければならない部分なのです。

長時間のパソコン作業やスマホの使いすぎで首や肩のコリや痛が長期化すると集中できず仕事や勉強はもちろん日常生活に大きな支障が出てしまうので軽症のうちに改善しておく必要があります。とはいえ、日常生活で肩や首がこることはよくあることですし、ほとんどが軽いマッサージなどで改善するのですが頭痛を伴うような痛みやパソコン作業やスマホの使いすぎなどによる眼精疲労なども発生します。

それでも首や肩の痛みやコリはほとんどが筋肉のこわばりによる痛みなので改善できますし、ストレートネックも頚椎の強制などを繰り返せば元の湾曲を取り戻すことができるので早めのケアが肝心です。加齢による頚椎症は治すより防ぐ方が重要です。

• 頚椎の軟骨が飛び出しているヘルニアや骨と骨がぶつかっているような重症の頚椎損傷の方の施術は禁忌とされているためご予約を承ることができませんので悪しからずご了承ください。

口を開けるとあごが痛いくて大きく開けられずあくびができない。 常に頬にダルさや筋肉痛のような強張りを感じている。口を開けた時に必ずあごがカクカクと音がする。この症状があると顎関節症と診断されます。顎関節症（がくかんせつしょう）で困っている人はかなり多いのですがその原因の多くは姿勢の悪さによって発生しています。

などなど日常の様々な原因による背骨のねじれによって歯の噛み合わせずれるため下あごには無理な力がかかってしまい、あごがずれて曲がったような顔になってしまいます。こうなるとあごの痛みや口が開かないといった不具合が発生し、生活に支障が出ることもしばしばあるため、顎関節症が悪化する前に適切なケアが必要です。

あごのトラブルは関節円板という軟骨のポジションによって発生しますが、あご関節だけの問題ではなく骨盤、背骨、生活習慣、食習慣、職場や学校の環境、楽器演奏、過度の緊張などのストレス、睡眠状態、寝相、歯ぎしり、無呼吸症候群、肥満、うつ病などという多種多様な原因が根本的に解決されない限り、手術などで一時的にあご関節を整えてもいつか再発します。

当院では主にあご関節周辺のコリをほぐしたり骨格調整を行なって対応しますが顎関節症の原因を心理療法やカウンセリングなどを用いて根本的に取り除くように努めています。